ネットで「発達障害 保険」と検索するとそのほどんどが、
「一般的な生命保険には加入が難しい」という記事、もしくは
「ぜんち共済なら入れます」という記事です。
保険募集人が見ることが出来る各社個別に出している引き受けの目安を見てみると、
そもそも「発達障害」に関する記載がない会社も多くあります。
あったとしてもざっくりとしか書かれていなかったり、詳細は別途問い合わせないとわからないようになっています。
ADHDは加入可能か、ASDは加入可能か、コンサータを飲んでいたらどうか、ストラテラではどうか、リスペリドンはどうか、オランザピンはどうか、などを伝えてコールセンターで聞いたとしても、その場で回答できないので個別で判断する、となることも少なくありません。
そもそも、保険屋さんが発達障害とADHDがどんな位置づけなのか、どう違うのかを把握しているケースが少ないです。
私も保険を追加しようと色々探しましたが、非常に苦労しました。
でも、なぜこんなに生命保険に入りにくくなるのか。
中でもADHDが保険に入りにくい理由は、保険会社に確認したところ2つ。
1つは、他の精神病を併発しやすいから。
昨日の記事でも書きましたが、本人も理由がわからないまま出来ないことについて責められるのは非常に辛いです。
ADHDが原因で、保険を謝絶となる精神病になる可能性が非常に高いそうです。これが1つ目の理由です。
もう1つは、転落や衝突などの事故が多いから。
落ち着きがなく衝動的な行動に走りがち、な特徴を持つADHD。
実際にそこをリスクとして捉えているので、引受ができない会社もありました。
だからと言って「絶対に加入できない」訳ではありません。
症状の重さや薬の種類により加入の可否が決まります。
もし、一番最初に加入を問い合わせた会社がたまたま加入できない会社だったために、保険を諦めていた方がいたら、非常に残念です。
お力になれます。
これまで、保険に入れないと諦めていた方。
当事者としてお力になります。
お気軽にお問合せください。