発達障害の診断は医者によって異なりますか?という質問を頂くことがあります。
結論から言うと、
異なります。
検査の仕方も全然違います。
その日のうちに簡単なヒアリングで結果を出す先生もいれば、200問近いテストを専門の機関投げて、その後2週間ぐらいで診断が来るケースもあります。
受けた診断に納得いかなかった方が、病院を変えて再度診断を受けたら、最初の病院と診断結果が変わったというケースは少なくありません。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
それは、発達障害が身体障害とは違って、目に見えないためです。
大学に通っていたり、今の仕事をこなせていたりすることを理由に診断をつけない先生もいます。
グレーゾーンと呼ばれる発達障害と発達障害でないところの境界線に当てはまる方の診断は、先生によって診断が分かれ気味です。
ただ、生き辛さはそれを感じる当人にしか分からないことだと私は思っています。
もし納得のいく診断が受けられなかったら、病院を変えてみるのも1つの方法です。
病院を探すときは、ただ心療内科に受診するのではなく、発達障害に理解のある先生をネットで検索したり、近くに詳しい方がいたらその方から情報収集することで、合う先生を見つけることが大切です。
この記事が、お悩みの方の参考になれば幸いです。