お金の管理が苦手なADHDの人にとって、「節約しなきゃ…」「ちゃんと計画立てなきゃ…」 と思えば思うほど、ストレスが溜まることってないですか?
「計算が面倒くさい」
「続けるのがしんどい」
「楽しくないからやる気が出ない」
こうした理由で、家計簿や予算管理を放棄してしまうことも少なくないですよね。
実際に私も家計簿が3か月続いたことがありません。
でも、ADHDの人は「ワクワクすること」「達成感があること」に対しては驚異的な集中力を発揮できる人が多いです。
興味のあるなしで大きく変わってきますよね。
そこで今回は、「お金の管理をゲーム化する方法」 を紹介します!
楽しみながら、無理なくお金をコントロールできるようになりましょう!
1. ADHDは「報酬」に強く反応する!
ADHDの人は、「目に見える報酬」や「達成感」があると、やる気が続きやすい という特徴があります。
そのため、お金の管理を 「罰ゲーム」ではなく「ごほうびがもらえるゲーム」 に変えると、楽しく続けられるようになります!
❌ NG例:「節約しないとダメだ…」 → 我慢ばかりでツラい
⭕ OK例:「節約して○○を買うぞ!」 → ゴールが明確で楽しい
✅ 「目に見えるゴール」を設定する!
・ 貯金額を可視化する → 「あと◯万円で目標達成!」と分かるようにする
・ 1週間、1か月の支出目標額を作る → 「3月1週目は〇万円以内で過ごせればクリア!」
・ クリア報酬を決める → 「3ヶ月続けたらごほうびを買う!」
・ 進捗を見える化する → グラフやスタンプで進捗が分かるようにする
2. 「クエスト形式」でお金を管理する
ADHDの人は「タスクを小分けにしてクリアしていく」ことが得意です。
つまり、お金の管理も 「いきなり大きな目標を作る」のではなく、「小さなクエストをクリアしていく」 形にすると、楽しく継続できます!
✅ ゲーム感覚でクリアできるお金管理ミッション
🎯 レベル1:財布の中を整理する → いらないレシートを捨てる!
🎯 レベル2:毎日カードの明細にログインする → ちょっとだけ意識する!
🎯 レベル3:月末までに先取り貯金以外で10,000円貯める → できたら報酬!
小さなミッションをこなしていくことで、お金の管理が「楽しいチャレンジ」 に変えましょう!
これは一例です。
皆さん、自分に合った形でクエストを作ってみてください!
3. 「ノーマネーデー」にチャレンジする
ADHDの人は、新しいことやチャレンジが好きな人が多いです。
だから、お金の管理にも「チャレンジ」を取り入れると楽しく続けられます。
ここで紹介したいチャレンジは「ノーマネーデー」。
名前の通り、その日1日1円も使わずに過ごすチャレンジです。
食べたり飲んだりしてはいけない訳ではありません。
コンビニやスーパーやウーバー、ネットでの買い物を辞めてみるのです。
ノーマネーデーの目的は「お金を使わなくても暮らせることを知る」ことにあります。
息を吐くようにお金を使っている人にこそ試してみて欲しいチャレンジです。
週に一度でもノーマネーデーを作れると自信になります。
ぜひ、ノーマネーデーチャレンジゲームだと思って試してみてください!
4. 「褒められたい欲」を活かして管理する
ADHDの人は、「褒められる」とやる気が出やすい傾向にあります。
これはADHDに限った話ではありませんが、モチベーションが不安定なADHDにとっては、使えるモチベーション起動装置は全力で使っていく方が良いでしょう。
友達や家族、パートナー、支援者に褒めてらもらう関わり方、褒めポイントを作りましょう。
✅ お金管理と褒めポイントを組み合わせる方法
🏆 月末の貯金目標額を発表して達成したら褒めてもらう
🏆 給料日に先取り貯金できたら褒めてもらう
🏆 今月使った金額を聞かれたときにパッと答えられたら褒めてもらう
「もっと褒められたい」という気持ちをうまく活用して、お金の管理も楽しく続けらる工夫をしましょう。
まとめ:お金の管理を「ゲーム化」すればADHDでも楽しく続く!
💡 ADHDの人は、「楽しいこと」なら続けられる!
💡 「罰ゲーム」ではなく「ごほうびがもらえるゲーム」にする!
💡 「クエスト形式」「ノーマネーデー」を取り入れる!
💡 「褒められたい欲」を活かして楽しむ!
「お金の管理=つまらない・面倒くさい」というイメージを変えれば、楽しく貯金や節約ができるようになります!
「自分がワクワクするルール」を作って、ゲーム感覚でお金をコントロールしていきましょう!✨