発達障害でも住宅ローン借りれるの?

YouTube動画第三弾。

発達障害でも住宅ローンを借りる方法を解説しました。

どうぞご覧ください!

 

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池松:
adhdライフ。
発達障害のFPによる発達障害に困っている当事者とご家族のためのチャンネルです。
私、池松が進行役の対談形式で送りいたします。
早速ですが、よろしくお願いします。

岩切:
発達障害専門FPの岩切健一郎と申します。
発達障害に関する知識とお金のノウハウの間のところを情報提供していければと思ってます。どうぞよろしくお願いしますお願いします!

池松:
今日は第3回目ということで『発達障害でも住宅ローンは組めるんですか』というテーマでお伺いしたいと思うんですが、どんな感じなんでしょう?

岩切:
今日スライドを用いてご説明していければと思います。こちらをご覧ください発達障害の方からご相談を頂く中で非常に多い質問の一つが
『発達障害でも住宅ローンは組めるんですか』
という質問になります。

結論から申し上げますと『組めます!』と言う事ですね
(※ローン審査が通ることが前提です)発達障害の方がなぜ住宅ローンを組むのが不安かということでご相談頂くかと言うと、
団体信用生命保険に断られるんじゃないかってことを不安に思う方が多いです。

団体信用生命保険というのは、
住宅ローンを銀行で組むと必ず入らなければいけない保険になるんですが、
住宅ローンを組んだ方がお亡くなりになった時に住宅ローンがチャラになる。
(残高が)ゼロになるいう仕組みの保険になってます。
これ断られてしまったら、どうすればいいかいうことでその時には4つの方法があります。

1つ目が他の銀行をあたる
2つ目がワイド団信を使う
3つ目がフラット35を使う
4つ目が配偶者に借りてもらう

という方法です。一つ一つ細かく見ていこうと思います。

まず①の他の銀行に当たるという方法ですが、団信というのは『保険』になります。
保険ということは、保険会社によって、同じ健康状態でも保険に入れる人と、入れない人が出てくるということになります。
一つの銀行で、団体信用生命保険を断られてしまったとしても、別の銀行に問い合わせてみると意外とそのままいけてしまった(加入出来た)というケースがあります。
団体信用生命保険を断られてしまったら他の銀行を使えば通る可能性がありますのでまず試してみるのが、一番最初にやることです。

続いて②ワイド団信を使うという方法です。
ワイド団信は何かと言うと、通常の団信よりも引受基準が緩い団信です。
テレビCMで『持病があっても生命保険に入れます』といったようなものを見たことがある方はいると思います。
これ(持病があっても保険に入れる)の団信バージョンです。
ただ普通よりも保険に入りやすくなっていますのでそのぶん金利として0.2%~0.3%上乗せされてしまいます。
ここの団信が通ればそのまま住宅ローンを通すことが可能です。

③の選択肢はフラット35を使うという方法です。
『団信の加入が任意』と書かせもらってますがフラット35というのは政府の住宅ローンの貸出機関になるんですが、ここで住宅ローンを借りる時には、団信は任意です。
(団信に)入らなくても住宅ローン借りられます、ってことですね。
そうするとお亡くなりになってしまった後にローンがまるまる残ってしまうという事になってしまいます。
そんな方は緩和型の収入保障保険という形で手当とされるのをお勧めします。

最後に、配偶者に借りてもらうという方法もあります。
特にダブルインカム二人で働いている場合は配偶者の方に収入がある程度あれば、(単身で)住宅ローンを借りることができます。
ただそうなると住宅ローン組んでない方に万一が起きてしまうと、残った配偶者の方が
住宅ローン全額自分(一人)で払っていかなければいけないという状態になってしまいます。
住宅ローンを組まなかった方の方は緩和型の収入保障保険いうタイプのものにご加入されることをお勧めしています。

 

池松:
勉強になりました。ありがとうございました。ありがとうございます。

どんな銀行にあたっていくといいとか、そこに関するアドバイスあります?

岩切:
金利だけで、もし見るのであればネット銀行が安かったりします。
ただ、どの団体信用保険会社を使っているかということを見ながらとか、
繰り上げ返済をするときの手数料がかかるかかからないかとか、
そもそも対面じゃないと不安だという方であれば、対面(で手続きできる)の地銀さんに行ったりとか。

その人によって選択肢は変わってくる感じですね。
色んな事情があるから、まずは相談してみるのが良いです。

「必ず僕に相談して!」という訳じゃなく、
(勉強している)FPの方であれば住宅ローン控除とか金利を加味した計算はしてくれると思います。

近くに信頼できる方がいらっしゃればそういった方にご相談されるのをお勧めします。

池松:
ありがとうございます。
ADHDライフチャンネルでは、『お金』『信用』『時間』の視点から、
あなたをサポートしてくれる情報発信をどんどんしていきますので、詳しくは概要欄に。もしよければご覧下さい!

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いかがでしたでしょうか?

次回もどんどん情報発信していきます!