発達障害と生命保険のウソホント

発達障害と生命保険のウソホントをまとめました。

実務家として、数多くの発達障害の方のコンサルティングを行ってきました。

今回は、そのノウハウをお伝えしました!

今回からは一人録りにチャレンジしています。どうぞご覧ください!

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発達障害専門FPの岩切です。

こちらのチャンネルでは発達障害の当事者とご家族へ有益な情報をお届けしていきます。

本日お届けする情報はこちら!

発達障害と生命保険のウソホント9選!

ネットで『発達障害 生命保険』で検索すると、嘘の情報、間違っているなという情報が
非常に多く見受けられます。
今回はネットに転がっている間違った情報を「専門家として」どういった情報が正しいのかということを伝えしていければと思っています。是非ご覧ください。

 

まず一つ目ですね。
「発達障害の診断を受けると保険に入れない?」

こちらは間違いです。発達障害の診断を受けても保険に入ることは可能です。
ただ選択肢が少なくなってしまうのは事実かもしれません。
ネットでは「発達障害の診断を受けたと保険屋さんに話したところ保険に入れなかった」と見受けられますが、その保険会社に入れなかっただけの可能性が非常に高いです。

しっかりと探すことで保険に加入できる可能性は高いですね。

 

続いて2つめ。
発達障害を診断されると保険が更新できなくなる?

こちらも間違いです。
一般的に更新型の保険については65歳とか70歳ぐらいまで自動で更新していく保険になっているはずです。
自動更新の保険においては途中でどんな病気を診断されたと言っても保険が更新できなくなることはありませんので、そもそもが間違いということです。

ただ自動更新(期間)が終わってしまった後は更新できなくなる可能性はゼロではありませんのでご注意下さい。

 

ADHDの治療を続けていると緩和型の保険にしか入れないか?

 

これも誤りですね。
ADHDの治療を続けている期間が長ければ長いほど、普通の保険に入れる可能性が高くなっていきます。
もしADHDの方で緩和型の保険にしか入れてない方は少し探してみると、もしかしたら普通の保険に入れる可能性があります。

 

ASDの治療を続けていると緩和型の保険にしか入れない?

これも同じく誤りですね。
ASDの治療を続けていても一般の保険に入れることはあります。
私のお客様でもADHD、ASD共に普通の保険に入られた方、大勢いらっしゃいます。

 

がん保険や特定疾病に関する保険は無条件で入れるか?

こちらはほぼ丸ですね。
がん保険や三大疾病保険、八大疾病保険といった保険に関しては発達障害はあまり関係なく入れることが多いです。
ただ保険会社によっては発達障害が原因でがん保険や特定疾病保険に入れない会社もありますので、保険会社をしっかりと見極めていくことが大切です。

 

軽度の知的障害だとぜんち共済しか入れない?

こちらも×ですね。
「ぜんち共済」というのは発達障害専門の保険会社、共済の会社です。

軽度の知的障害の方であれば、
自分で交通機関に乗ることができたり、
約款を読むことができたり、
就労ができていたりすると、
一般の保険に入れる可能性があります。
選択肢がぜんち共済しかないわけではありませんので、このあたりしっかりと吟味していただければと思います。
※私もぜんち共済の方や社長の榎本さんとも面識がありますが、素晴らしい方々で素晴らしい会社です。

 

重度の知的障害だとぜんち共済にしか入れない?

こちらも誤りです。
重度の知的障害の方の場合は後見人がいるという条件が必要なりますが、一般の保険に加入することはできます。
ただなかなか事例等が少ないので、専門家にしっかりと確認していただくことが必要です

 

子供の発達障害は民間の保険に入れない?

こちらは△です。
医療保険には非常に入りづらいです。
また死亡保障もなかなか難しい会社が多いです。
ただ、がん保険や特定疾病の保険については無条件で加入できる可能性が高いです。
なぜその保険が必要なのかという理由を加味しつつ保険を選んでいく必要があると思います。

 

発達障害は告知しなくてもいいか?

こちらは絶対に告知して下さい。

(情報の)中には、「2年間黙っていれば告知義務違反に該当しないから」と仰る方もいますが、私が昨年担当させて頂いたお客様でもうすでに四人の方が給付金が発生しています。

発達障害の方は一般の方よりもそういった病気になるリスクや事故になるリスクは高いという風に思っていいと思います。
ですので「2年間黙っておいて」というのは非常にリスクが高いと言うことができますし、そもそも契約違反(告知義務違反)になります。
絶対に告知した上で、入れる保険を探してください。

正しい情報をもとにして保険に入ることが大切です。
ネットで転がっている情報や人に聞いたりした情報「だけ」だと、どうしても正しい条件で入れていない条件が悪い保険に入ってしまっている可能性があります。
この辺りは、しっかりと専門家を使いながらですね、ご自身に一番合った保険にご加入いただけることをお勧めしています。

はい本日のadhdライフは以上になります。
お話しした内容は下の概要欄から読めるようになっています。

また個別でお問い合わせしたい方は公式lineの方やメールの方にいっていただければ対応させて頂きますのでどうぞよろしくお願いいたします。

それではまた次回!ありがとうございました!!

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こちらでも同様の内容をより詳しく書いております。

https://note.com/momotosewonder/n/nba0e1fd77add

もしよければ合わせてご覧ください。

それではまた次回をお楽しみに!